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一通の手紙。

私宛に一通の手紙が届きました。
差出人は、就職していた頃の上司からでした。

当時、すでに定年退職されていたのですが、コピーライターの腕を買われ、
私が働いていた広告代理店に勤務されていました。

とにかく、素敵な上司でした。
ウイットに富んでいて、いつも私たちを笑わしてくれました。
そして、常に的確な指示をしていただきました。

今でも覚えています。
「仕事は単純な理由で頑張れる、、例えば、会社に好きな人がいる、、尊敬する上司がいる、、」
と、おっしゃっていました。
確かに、、、
この人のために頑張ろう、、という単純な理由で人間一生懸命になれますよね。

今年の年賀状に、開業について触れたため、そのことでお手紙いただきました。

すごく素敵なことが書いてあったので、
原文のまま、書きたいと思います。


お便りを見て、昭和40年代のTVドラマを思い出しました。
我が家は当時まだ白黒テレビでしたが、ドラマのタイトルは
確か「女、細腕繁盛記」だったと思います。
伊豆半島東岸の熱川温泉が舞台で、新珠三千代主演の
旅館の女将の奮闘物語で、私も妻も毎週、
のめり込んでテレビに釘付けになっていました。
ドラマは、主人公の一途な情熱と、それを支える旅館の
スタッフたち、そして、隅々にまで浸透した
「オ、モ、テ、ナ、シ」
のコンセプトで人が人を呼び、
最初は何かと嫌がらせをしていたライバルの老舗旅館のオヤジまでもが、
女将の心意気に惚れ込んでしまう、というストーリーでした。

このドラマを見て感じたのは、ホスピタリティーというモチベーションが、
訪れる人を満足させることで、女将やスタッフ自身も
幸せ感に包まれ、頑張って働き、生きて行くパワーに
つながって行くんだなぁ、と思いました。

これって、もう理屈ではなくて、
持って生まれた天性が、ほとんどの要素を占めるような気がします。

誰の言葉か忘れましたが、
「才能も、努力も、業績も、すべてひっくるめても、"ただ可愛げがある"という人にはかなわない」
というフレーズを思い出しました。

(以下省略)

という内容の手紙でした。


思うに、本当の、ホスピタリティーは表面上の作られた笑顔ではありません。
マニュアル通りの接客、行き届いたサービスでもありません。

「心の底から」
お客様をもてなし、そして相手を気遣うことができる、、
これが、ホスピタリティーであり、おもてなしであると思います。

そして、自分自身がこの仕事を天職だと思い、
楽しみ、幸せを感じることができるのであれば、
その思いと、心が、必ず相手に伝わるのだと思います。


それにしても、
理屈抜きの持って生まれた天性、、
ただ可愛げがある、、、

そんな女将がいたら、私も惚れ込むなぁ、、、、、。

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手紙の最後に、、

旅を重ねて見聞してきた、かけがえのない宝物が、色んな形で人間模様を織りなして、忙しくなりそう。
何かと苦労、困難もあるでしょうが、そこはスマイルで、花も嵐も乗り越えて、
素敵な「もてなしの空間づくり」に挑戦してください。

、、、と。

頑張りますね。

私がどうしてるか、、、ぜひ、様子を見にきてやってください。
そして、あの頃みたいに、アドバイスしてくださいね、、、。


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