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手紙を託す。

16年前、、3シーズン、北アルプスの鏡平山荘で働いていました。
新穂高温泉から小池新道を登って行く、
その先にあるのが鏡平山荘です。

当時、携帯なんて当然電波が入らなかった、、もちろん、携帯を持っているバイトもいなかったのでは?
家族からの緊急連絡も高山にある事務所から無線であったものです。

朝早朝に、事務所から無線が入り、予約の人数などの伝達がある。
ヘリの荷揚げの日なんて、天気やら、視界の有無、色々と問い合わせがあるのだけど、
それを的確に伝えるのが難しかったなぁ、、。

「はい、、こちら3です」

とかなんとか言って、無線機を取り、

晴れてます

と、一言。

そうすると、周りのメンバーから、

「そうじゃなくって、ヘリが飛ぶんだから、もっと的確に!」

などと突っ込まれた。

時折、事務所から、ヤマケイなどの取材の方が来ると伝えられ、

「ロハで」

と言われたことが、、ロハ?なんだろロハ?って、、。
無線で再び、

ロハってなんですか?
と質問し直すと、、

「無料です」

と言われたことが、、

あぁ、、「ロハ」ね、、「只」、、ってこと、、つまり、「タダ」。

傍受されないように、、って暗号かしらん?



さて、今頃、山仲間のYさん(寿庵のお抱えカメラマン!?)が、北アルプスへ。
富山は折立から入山、薬師岳雲の平、水晶岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳黒部五郎岳、、、と
私が最も好きで、毎年のように行くエリアであります。
あぁ、、羨ましい!

中でも、黒部五郎岳は最も好きな山。
五郎の小屋には、ほとんど毎年行くくらい、、、大好きなんです!

そして、私の山小屋時代の同僚が今でもいる小屋なんです!!!!

と言うことで、手紙を託します。

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バイトしていた頃、水晶だったり、高天原だったり、槍ヶ岳だったり、笠ヶ岳だったり、、
山を通して仲良くなった仲間があっちこっちの山小屋にいました。

連絡方法は、手紙。
お客さんが出かける度に、行く先を聞き、手紙を渡す。
そうすると、一週間後に返事が再び別のお客さんによって私の手元に届く、、。

家族からの手紙もそうでした。
麓の旅館に届けられ、それを登山客が運んでくる、、、

いい時代ですね、、。

メールもいいけど、、、手紙が好きだなぁ、、。

さて、Yさんに渡した手紙の中には、双六小屋、鏡平、わさび平の仲間宛てにも入っています。
Yさんが行くのは、五郎の小屋のみ、、と言うことは、
私の手紙を誰か知らない登山者が運んでくれるってこと、、。

考えただけでもワクワクします。

メールとは違う、人の温もり。

みなさん!手紙書きましょうね!!!

寿庵はDMをあえて、ハガキタイプにしました。
旅の思い出を添えて、誰かにハガキを出してみませんか?

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