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トイレについて思うこと。

大山は日本100名山にも選ばれ、
年間多くの人が山頂を目指す山であることはみなさんご存知ですよね。
100名山を知らなくっても、中国地方で一番高い山、、という意味で、
普段、山を趣味としない人達も、
一番高い山だから一生のうちに一度くらい、、という気持ちで大山に来てるのかもしれません。
そういう意味では富士山にも似てるのかな?

おかげさまで、寿庵にだって全国から大山を目指すお客様が宿泊してくださいます。
大山あっての寿庵です。
ほ~んと、大山さんのおかげでここで商売をさせていただけている、、と感謝の日々であります。

で、その大山さんですが、
あんまり多く人が登るもんであれこれ問題も生じています。

準備不足、装備不足、、、

これは経験からわかること、山を好きになって、山へ来るようになれば自然とわかってくる、、
もちろん、山に詳しい人から色々教えてもらうということも大事ですよね。
服装、食べ物、水の量、
町中の公園を散策するんであれば、コンビニに駆け込むこともできるし、
自販機でジュースを買うこともできる。
助けを求めることもできる、、
けど、
山の上ですからね、、コンビニってわけにはいきません。
お金を持ってるから、、といって簡単に自販機でジュース、というわけにもいきませんね。
結局まわりの人に迷惑をかけてしまう、、
これは、山を経験していけばわかること、
色々困って、自分で考えて、教えてもらって、改善できることでもありますね。

山のマナー、、

ゴミのことやら、上り下りの優先順位、道の譲り合い、、、
学校登山なら先生が、グループ登山ならリーダーが、
個人だとすれば、やはり山へ入る以上、その辺の最低限は調べて入山してほしいものですね。

で、以前もブログに書いたのだけど、、→こちらを見てちょ!

「トイレ問題」

これは、なかなか一個人の努力だけでは改善しない問題な気がしますけど、、

トイレってのは生理現象で、予期せぬことも生じますね。
私だって、トイレはまずは出る時にすませて、あと我慢できないなら山頂のトイレ、
北アルプスでは小屋のトイレを有料で利用します。
でも、我慢できず致し方ない場合もあるじゃないですか!
以前から山をやってると、
花摘み、キジ撃ちなんてトイレ用語があるように、野外でするってのはごくごく当たり前で、
特に、そんなトイレに関することは、先輩からも伝え聞いたりしなかったなぁ、、
まぁ、、ポケットティッシュより、トイレットペーパーってくらいの教えをいただいたくらいかな?

そんなこんなで、

トイレ、、いいじゃん!
どっかその辺ですれば!

と話を完結させたいところですが、、、

ちょっとまった~!!!

いえいえ、、今はそうもいかないんですよ!!
それはマナー違反です!
登山道に目につく、ペーパーや、ハエの黒だかり、、ひどい時はにおいまで、、
登山道を外れて小道に入る“トイレ新道”など、、。

じゃあ、携帯トイレを渡して、それにしてもらって持って帰ってもらえばいいじゃん!!!
マナー向上に努めるしかない!!!

もちろん、トイレマナーの向上ができて、みなさんが自分の“ブツ”は自分で持って帰る、、

それは理想なんですけど、、。
あくまでも理想、、されど理想、、結局理想、、でしかない気がします。

今、大山エリアあちこちトイレを改修工事中。
じゃあ、なんとか6合の避難小屋にもトイレを作っていただきたい!!!

正直、自然の山の中に人工物を作る、、に対して個人的には本音は反対!
で、やっぱり携帯トイレが普及して、
自分のものは自分で、、という動きになれば、
それはそれで理想で、そうなるようになってほしい願望はあります。

で、、も、、、、、

例えば、大山が本気で山をする山屋だけであれば、
山屋としてその辺のマナー向上に努めることはさほど難しくはない??かもしれない、、。
(う~ん、皆が自然を大事に考える山屋だけじゃないし、難しいのかな?)
色んな山へ行けば、携帯トイレ利用が当たり前の山も今はあるので、そのような現場を経験して、
携帯トイレに対して抵抗はないかもしれない、、
それに、トイレにはお金がかかり、小銭を入れて利用する、、ということが本気の山屋さんになればなるほど、
理解も得やすい気もします。
(私がここで言う、本気の山屋とは、山を趣味として、あちこち山へ出かける人たち)

ただ、、大山でそのマナー向上が難しい理由に、

一般レジャー登山者の多い大山。
年に一度の大山登山、、くらいの人たちには、なかなか浸透しにくい、トイレ問題な気もします。

マナー向上が最優先で、トイレはマナー向上によって改善する、、という意見もありますが、
トイレができる方がマナー向上につながる気もしてしまう私は、
トイレを作るべきというトイレ推進派かもしれません。

大山に来てください!
いい山ですよ、、
と世界中に発信して、多くの人に大山に来てほしい!!!
とアピールするのであれば、その人たちを受け入れる体制も整えるべきではないでしょうか?

山頂のトイレがあるからそれを使えばいいんじゃない???

もちろん、そう思いたいけど、
シーズン最盛期に、大渋滞のトイレで、我慢できない人も、
途中でトイレがあれば、多少人が分散し、利用しやすくなるのでは??
子供たちも多く登る山、、やっぱり我慢できずに、途中で行きたくなることだって、、。

自宅に友人を招待し、
飲み食いさせ、トイレがない!
やむを得ず、庭でしようとしたらマナー違反だと注意される!

という例えはちょっとおかしいけど、、

でも、環境省も、満喫プロジェクトと言って、今まで厳しく規制していたものを緩めて、
どんどん観光客(特に海外から)を受け入れるといってるのに、、
もてなす側の、受け入れ体制がそこまでじゃないのに、、
どんどん来てもらっていいのだろうか????

トイレを作らない、、トイレ反対派、、の方が多いということを聞いています。
行政でもその意見の方が根強く、きっと6合目避難小屋を改修工事する際に、
トイレができる可能性は薄いと思われます。
(携帯トイレブースはできるという噂はありますけど、、)

作らないなら、作らなくってもいい、、
じゃあ、どんどん受け入れるとか言わないでほしい、、。
携帯トイレだけでは、追い付かないくらい人がわんさか山に来てるのに、、
じゃあ、その人数をコントロールしてほしい!!!

それなら、その条件を引き換えに、トイレは作んなくってもいいよ!!

トイレをあちこちでするのはマナー違反!!
もちろん、あたりまえのこと。
公園で立ちションをすることは駄目!
ペットの排せつ物を処理するのは飼い主の責任!

町中で、スーパーで、駐車場で、あちこちで野糞する奴がいたら、
どう思いますか??
いやでしょう!

じゃあ、山の中ならいいのかな??
しかも登山者が多く行きかう場所ですよね、、。

立ちション、野糞したところに、
登山者は座り込み休憩をしています。
糞の横で、弁当を広げています。

今そんな状況なんですよ!!

トイレを作ればすべて解決ではないけど、
でも、マナー向上にためにも、なんとかトイレを作ってもらいたい!

反対派はなぜ反対なのか??
自分たちは糞が漏れそうなときに、冷静に何も囲いもない場所で、携帯トイレを広げて糞ができる、
勇敢な人たちなのだろうか??
もちろん、草むらや木陰に隠れて糞をするんじゃないでしょうか?
とうぜん、持って帰りたくないからそのまま放置するんじゃないですか?
それは、やむ得ない行為です。
私もそんな人を注意することはできません。

これは生理現象ですからね、、
生物が生命を営むために起こる体の働きで、
呼吸・排泄・睡眠・代謝、、、

もうこれは自分の意志だけでは止められないんですわ。

なんだか人体の摂理みたいな話になりますけど、、

トイレはなかなか難しい問題ですね、、
我慢できれば当然我慢します。
できないから登山道でするんですよね、、
それに対し、マナーが悪い!って、何のマナーでしょうか???

もちろん、ここで言うマナーというのは、携帯トイレを利用して、排せつ後の処理をする、、
または、ブツは人目に触れない場所に、埋めるとかして、
ペーパーを持って帰るということかもしれません。

でも、マナーうんぬんよりも、
人目につかないようにトイレをするために、登山道から外れ、滑落する、、
もしかしたら、危険を伴う行為なのかもしれませんよ。

北アルプスでも、トイレをするために、奥深くまで入り込みクマに襲われた、、という話を聞いたことも。
登山道を外れる行為は、実は大変危険です。
でも、緊急事態なわけで、冷静に周りの危険を判断できるのか私でもわからないですね。

以前、有名な女性登山家がトイレの際に亡くなった、、
というニュースをご覧になった方もいるとは思いますが、
その記事をちょっと添付したいと思います。
(産経ニュースネット配信記事より抜粋)

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世界的な登山家、谷口けいさん(43)が大雪山系黒岳(北海道上川町)で滑落死した事故は、
世界の山岳関係者に衝撃ニュースとして伝えられた。
谷口さんは2007年、世界最高峰のエベレストに登頂し、09年には「登山界のアカデミー賞」といわれる
「ピオレ・ドール(黄金のピッケル)」賞を女性として初めて受賞したことでも知られる。
死のきっかけは登山中の「用足し」だった。

登山中の「用足し」の問題は決して些細なテーマではなく、もっと議論を重ねるべきであろう。
用足しに伴う滑落事故の危険や環境への負荷を考察することも大切だ。
(女性はパーティーから見えにくい場所を探すため、より遠くへ離れる傾向がある)

やっかいな「自然現象」

 谷口さんは仲間4人と入山。
山装備に問題はなく、翌日に登頂を果たしている。
その後、谷口さんは用を足すためにパーティーと離れ、連絡が取れなくなった。
捜索すると近くの斜面に滑落した跡が見つかり、谷口さんのものとみられる手袋も落ちていたという。

 世界でもトイレ事情の悪いエベレストのような高峰に挑むクライマーにとって、
自分の排泄物をどう処理するかは悩ましい問題である。
「一流」といわれる登山家はビニール袋とトイレットペーパーをあらかじめ用意して汚物ごと持ち帰るが、
岩陰に放置したままという“不届き者”も後を絶たない。
人間の排泄物の処理をめぐる環境汚染という問題も浮き彫りになっている。
頂上付近にいた谷口さんは「お花摘み」(登山用語で用を足すことを指す)に行こうと雪道をかきわけ、
勾配のある足場に気づかずに滑落した。
死因は「脳挫傷」と分かった。滑落した際に岩場に頭部をぶつけたらしい。

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トイレ問題は、あまり人が語りたがらない話かもしれません。
美しい風景と、素晴らしい自然ばかり語られますが、
その反面、そういった問題もたくさんあるんです。

富士山が一度は世界遺産登録にならなかった背景に、
トイレ事情がありましたね。
汚物まみれの聖なる山、、
大袈裟に言えば、神への冒涜ですね。

来年開山より1300年を迎える大山です。
神の山とされ、古くは登ることも禁じられた聖なる山です。

トイレの問題は、実は、神をも巻き込む問題なのではないでしょうか??

1300年祭、、
今一度、トイレに関して真剣に考えてみる、いい機会なのではないでしょうか??

先日10日のこと、、、
7合目あたりで、、

DSCN2622.jpg

あ!!神様!!

DSCN2623.jpg

ブロッケン現象ですね。
この現象のことをご来迎といいます。
「阿弥陀仏が光背を負うて来迎する」のになぞらえていうようですが、
まさに、神が降り立った瞬間かも!!

わお!
ついに神様見たり~!!

こんな聖なる山で野糞!

もうできるわけないよな、、、大山さんで、、
だって、神がいるんだから、、。

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