あぁ、、、わからん。
ガスVS灯油、、、、。
本日、ガス関係の会社の方、灯油関係の会社の方、両者に時間差で来ていただき、施設内を見て、
イニシャルコスト(設備投資)、ランニングコスト(毎月の経費)について、じっくり話を聞かせていただきました。
本当は、ここにVS電気、、というのが加わるはずだったのですが、
電気関係(例えば中電など)の方に声をかけてなかったので、
ハイ消えた!という感じでとりあえず、目先の選択肢から消えました。
というか、、
電気設備工事にきていただく方に、電気は高いよ、、エアコン?寒冷地仕様でも効かないよ、、。
と、聞いてたので、選択肢から、ハイ消えた!ということです。
さて、それぞれに言い分はあるもの。
私はいずれにせよ、全くのド素人。
「奥さん、、いいのありますよ、、」(こんなイメージ、、)
などと、言われたら、
へぇーそうなんだ、、じゃ、お願い。
と、言ってしまうレベル。
これではいけないので、
ビューハイツのY社長を味方に、ちょっと詳しいですよ、、風を吹かせてみる。
まずは、
灯油のお話。
今現在、すべてを灯油で賄っている寿荘さん。
客室の全館暖房、お風呂、台所のお湯、食堂の大型ストーブ。
昨日まで、その設備でお客様を受け入れていたわけです、、、。
正直、何の問題もない、、。
しかーし。
今、問題視すべきことは、建物の地下に埋まっている6000リッターの地下タンクのこと。
消防の検査に、次回絶対引っかかることがわかっている。
地下タンクを維持することは大変なこと、、。
閉鎖した方がいい、、というのは、皆さん周知のこと。
じゃあ、冬の期間に3000ー4000リッターを消費すると聞いているが、その燃料をどう確保するのか、、。
ここが問題点であったのですよ。
で、灯油関係(ガソリンスタンド)の方の言い分。
「200リッターの外付けタンクを2台つけます。計400ですよね。給油は頻繁にできますよ」
現オーナー「今シーズン、一ヶ月に約1000消費してます」
ん?っつうことは?
一ヶ月約10万の灯油代金か、、。。
「1000ですか、、じゃあ、給油を頻繁にすれば、問題ないですね、、、」
あれ?そういうこと?
設備投資そんなにしなくっていいってこと?
あ、、でも、ボイラーが古くって、改修工事とかは、、?
Y社長「まだ、14年らしいので、十分使えるよ。新しいボイラーだぞ」
え、、そうなんですか?
「もったいない、、このままで十分ですよ、地下タンク閉鎖と外付けタンク2台設置、、それだけです」
おや?なんだかあっさり解決??????
いえいえ、、
私が思う灯油の問題点は他に、外付けにするタンクに対する環境省の許可が取れるか、、です。
申請書類を提出し、見えないようにする囲い、配色、、色々と許可が必要。
消防の許可は問題ない(200を2台でOKいただいてます)ので、環境省の許可次第。
それと、全館暖房は、一部屋だけを温めたいのに、全館温めないといけないというロスが、、。
たった1人のお客でも、全館暖房ですよ、、。
安宿なのに、、もったいない気が、、、、、。
とりあえず、タンク閉鎖費、外付けタンク2台設置の見積もりをお願いいたしました。
さて、次はガス。
ガス給湯器を新設し、お風呂、台所でお湯が使えるように工事します。
うーん、イニシャルコストがかかり過ぎるかも、、。
ランニングコストは?
「灯油が1ヶ月1000ですか、、。今、ガスの方が高いので、ランニングコストも1.4倍します」
え?じゃあ、灯油を給湯に使うべきですか?
「そうですね、、、、給湯は灯油がいいかと、、ボイラーも新しいですし、、」
「でも、客室は、FF式のガスヒーターの方がいいかと思いますよ、
換気いらずですし、安全です。温めたい部屋のみをピンポイントで温めることができますよ、全館暖房は無駄ですよね」
そうなんです、私もそれは考えていました。
寒くなると、循環させている水が凍らないように、常に機械を動かさないといけない、、、。
とにかく、お客がなくっても機械を動かし続ける、、そして、音がうるさいという欠点が。
「ガスは瞬間的に暖かくなるので、部屋があったかくなるのは早いですよ」
実際使っておられる旅館に聞いたら、すぐにあったかくなるし、いいよ、、とのこと。
なるほど、、、
それぞれに利点があります。
さてさて、どっちがいいものか、、、。
正直、灯油は年々値上がり中。
いずれ、逆転する可能性も、、、。
うむ、、これは決めかねる。
見積もりを比べて、じっくり考えますわ。

日が沈む頃まで、出かけていました。
仕事は、今日は休ませていただきました。
ということで、ただいま、穀潰しの身。
週末はまた仕事しますー。